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積水ハウス、2002年1月期「環境報告書」を発表

 積水ハウス(株)は12日、2002年1月期(2001年2月1日~2002年1月31日)における同社の環境に関する取り組み内容および成果をとりまとめた「ECO WORKS 2002」を発表した。

 同社では、1999年に発表した環境憲章・環境基本方針を定めた「環境未来計画」に沿って、さまざまな環境保全活動を行なっている。
 今期の成果としては、全6工場でゼロエミッション達成、次世代省エネ基準をクリアする断熱・気密性能を持つ住宅の普及促進、石膏ボード廃棄物の削減、独自のリフォーム技術開発と住宅診断士「テクニカルサポーター」導入、「ビオガーデン~5本の樹計画」と緑化促進などが主なの取り組みとしてあげられている。
 そのうち、全6工場でゼロエミッション達成については、廃棄物の埋め立て、焼却処理は2002年1月末時点でスタート前に比べ約9割を削減、2002年5月に全6工場においてゼロエミッションを達成する見込み。なお、2002年5月にゼロエミッションを達成する工場は、東北工場、山口工場の2工場。同社では、この取り組み関しては、当初2005年度中の達成を予定していたが、全社一丸となって取り組みを進めた結果、昨年上期時点で2003年中に達成予定を繰り上げ、今回それをさらに上回る早期達成を実現した。
 同社では、引き続き工場はもちろんのこと、施行現場での廃棄物削減や住宅における環境負荷低減の技術開発に努めるなど、全社的な環境保全のための一層強化していく方針。


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