森トラスト(株)、森産業トラスト(株)など森トラストグループは23日、同グループが保有・賃貸しているオフィスビルと住宅棟の名称を一部変更すると発表した。
同グループは、2001年8月に創立50周年の節目を迎えており、2002年度を新たな半世紀を踏み出す新年度として、これを機に独自の新たなビルブランドの構築を図るべく、事業の主力である賃貸オフィスおよび賃貸住宅の建物名称を整理、統合することとしたもの。
これにより、オフィスビルについては、地域名称やビルのナンバーはそのままに、現在森ビルグループと共通で使用している名称「森ビル」を、城山ヒルズなどの大規模複合型再開発の場合は「トラストタワー」に、それ以外は「MTビル」に変更する。
また住宅棟については、現在使用している「タワー」を変更し、大規模複合再開発の場合は「トラストコート」、それ以外は「MTコート」とする。
名称変更の対象となるのは、同グループの保有・賃貸ビル55棟のうち、オフィスビル18棟、住宅棟3棟。第1期として、2002年5月1日(一部7月および10月)に虎ノ門19森ビル(新名称「虎ノ門19MTビル」)などオフィスビル9棟、城山タワー(同「城山コート」)など住宅棟3棟の名称変更を行なう。なお、残りのオフィスビルについても、今後1~2年以内に名称を変更する予定。