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住宅のセキュリティを携帯電話でコントロール

 ITを活用した遠隔制御技術開発を行なう(株)シリウス技術研究所(京都市下京区、芦田祐記代表取締役)は、ホームセキュリティとホームオートメーションの機能を兼ね備えた住宅のセキュリティシステム「シリウス・ホームコントロールシステム」を開発、その販売を開始した。

 同システムは、インターネット上にある管理サーバーと住宅内の設備で構成するサービスで、利用者は自宅内のセキュリティ状況や各種機器の操作を携帯電話、PC、PDAといったモバイル端末で操作し、外出先から管理を行なうことができる。利用者は、モバイル端末からセキュリティ情報ページにアクセスするだけで、ドアの施錠・開錠やお風呂のお湯張り、エアコン・AV機器などの操作が可能。また、火事・ガス漏れ・侵入などの緊急時には、その情報をモバイル端末へ発信し利用者に警報する。なお、認証用ボタン型IDにより、モバイル端末以外での操作も可能で、子どもや高齢者であっても安心して利用することができる。
 価格は一戸あたり50万円程度で、同社では首都圏・関西圏の集合住宅を中心に販売活動を行ない、2002年度中に8,000戸の販売をめざす。


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