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【編集部取材】ミサワホーム、「GENIUS往来の家」を発売

「GENIUS往来の家」

 ミサワホーム(株)は25日、木質系住宅「GENIUS往来の家」の5月1日発売にさきがけ、群馬県高崎市の展示場にて内覧会を行なった。

 同商品は、同社の量産企画工業化住宅「LIMITED25」「SMART STYLE」の販売を通じ、50~60歳代のシニア層にも住宅購入の動きが積極的であったことから、「低価格住宅とは一線を画するこだわりの家」、「次世代に住み継がれる家」として開発された。『往来の家』というネーミングは、今まで不足がちだった子どもや家族との交流の場、友人や近隣の家族も行き来できる空間をイメージしてつけられたもの。
 「第二の人生」をむかえるアクティブシニア層をターゲットとし、気兼ねなくお客さまや子どもたちの家族と触れ合うことができる「交流空間」、アトリエやオーディオルームなど趣味を満喫できる「創造空間」、パッシブデザイン(夏涼しく、冬暖かい昔の知恵と自然の風を生かした設計)を採用した「快適空間」、オープンエアデッキやアクティブキッチンで創る「食生活空間」、将来予想される障害への配慮、防犯の設備を考えた「安心への準備」と5つのコンセプトを実現することで満足度の高い家造りをめざす。具体的には、家族で集う広間の壁に写真を飾る「メモリアルウォール」を設置、ペット対応の土間スペースや専用のバスルーム入り口、また広間に隣接した寝室と水回りの設計など、将来はワンフロアで暮すことも可能。
 販売プランは45坪から56坪までの推奨5プランとシステムフリー設計を採用。価格は3.3平方メートルあたり49.5万円からで、初年度販売数は1,000棟を計画している。
 


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