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大和ハウス、ソーラーシステム標準搭載の「ソーラーマイネ」販売開始

南欧風デザインの「ソーラーマイネ」

 大和ハウス工業(株)は25日、太陽光発電システム搭載の戸建て住宅「ソーラーマイネ」を発表、一部を除く全国で4月27日より販売開始する。

 同商品は、同社が2001年1月に販売開始し、受注実績2,000棟超となったヒット商品「ルグランマイネ」をベースにしたもので、「地球環境への貢献」「クリーンで安全な生活」「経済的メリットの享受(光熱費の削減)」をコンセプトに、新たに太陽光発電システムとオール電化仕様を標準搭載させた。
 搭載した太陽光発電システムは、太陽電池を予め自社工場で屋根パネルに組み込む「プレットPVシステム」を採用、これにより従来の同様システムに比べ約40%のコストダウンを実現。また、住宅金融公庫仕様と比較すると、年間で約20万円(73%)の光熱費削減ができ、CO2排出量は年間411キログラム-cの削減が可能。なお、イニシャルコストに対しランニングコスト削減効果による償却年数(単純償却)は、15.8年となる(いずれも同社比)。
 外観は「ハニーリプル柄」の南欧風デザイン、「古煉瓦柄」と「土壁柄」のツートンデザイン、全体が「土壁柄」の3スタイルを用意、いずれも太陽光の吸収効率を高めるため、屋根に「ブラックセル」を採用している。
 価格は3.3平方メートル当たり44万円からで、今年度は360棟の受注をめざす。


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