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アースアプレイザル、土壌汚染・不動産評価のコンサルティング業務を開始

 環境調査技術の研究開発を行なう協同組合地盤環境技術研究センター(東京都文京区、一川宏也理事長)、システム的な鑑定評価を行なうケイ・アイ不動産鑑定(株)(東京都千代田区、釼持一朗社長)および(株)緒方不動産鑑定事務所(東京都港区、緒方瑞穂社長)が共同で設立した、土壌汚染・不動産評価のコンサルティング業務を行なう新会社
「(株)アースアプレイザル」(東京都千代田区、釼持一朗代表取締役社長)が、4月25日より業務を開始した。

 同社では、東京23区における汚染可能性のある不動産地点情報を電子地図上で検索・表示するデータベースを構築し、予測される汚染の原因物質についても詳細情報が見られるシステムを導入。また、汚染の可能性がある場合における不動産価格への影響を連動して自動計算するほか、地盤・地下水情報やMPL情報など、さまざまな情報との連動が可能となっている。
 このほか、環境汚染問題や汚染された不動産資産の情報は他への影響が大きいことから、業務の倫理性・公正性を重視。不動産鑑定士と土壌汚染の専門家各1名というアンサリング委員会が顧客からの問い合わせに対応する態勢とし、総合コンサルティング業務についても、同社と利害関係のない外部の専門家を加えた検証委員会の議論を経たうえで提案を行なうなど、十分な配慮をもたせている。


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