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大和ハウス工業、「2002年3月期決算」を発表

 大和ハウス工業(株)は20日、「2002年3月期決算(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は1兆810億7,900万円(前年同期比17.8%増)、営業利益は387億1,100万円(同1.6%増)、経常利益は366億400万円(同▲8.7%)、当期純利益は10億2,700万円(同▲74.6%)であった。
 当期連結業績(対象44社)の売上高は1兆1,979億2,400万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は460億3,100万円(同3.9%増)、経常利益は446億3,500万円(同▲4.6%)、当期純利益は52億1,600万円(同▲16.6%)であった。
 当期売上高は増収となったものの、原価率の上昇および退職給付会計の数理差異償却等を計上したことにより経常利益が、また投資有価証券評価損等を計上したことにより当期純利益が、それぞれ減益となった。
 次期の見通しについては、「スピード」をキーワードに地域に密着した営業力、商品力、サービス力を一層強化し、住宅事業においてリフォーム需要に対応すべく増改築部門の組織・人員の拡充を行なうとともに、商業建築事業において下水汚泥リサイクル施設「DAIWA YUKI21」を発売するなどの新技術により、市場開拓に務めるとしており、売上高1兆1,500億円、経常利益450億円、当期純利益73億円を見込む。


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