ニチモ(株)は21日、「2002年9月期中間決算(単体・連結)」を発表した。
当期単体の売上高は246億900万円(前年同期比47.2%増)、営業利益は6億2,100万円(同18.9%増)、経常利益は▲8,600万円、当期純利益は▲10億7,800万円であった。
当期連結(対象4社)の売上高は263億5,500万円(前年同期比44.1%)、営業利益は6億2,700万円(同2.2%増)、経常利益は▲2億9,300万円、当期純利益は▲12億1,200万円であった。
当中間期業績は、売上高が大きく増加したものの、有価証券評価損17億100万円を計上したことなどにより大幅な中間純損失となった。
通期の見通しについては、独自の商品企画基準である「イデアデザイン」を進化させて他社商品との差別化を図るなど、より一層の顧客重視の商品開発・サービスの充実に努めるとともに、建築コスト・販売経費等の削減により収益力の強化および財務態勢の改善を進めていくとしており、当初計画通り売上高627億円、経常利益12億円、当期純利益1億円を見込む。