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森ビル、東京都第二建設事務所と「花壇の管理に関する協定書」調印

 森ビル(株)は27日、今春完成させた東京都港区のアークヒルズ前・六本木通り沿いの「パレットガーデン」において、5月22日に東京都第二建設事務所と「花壇の管理に関する協定書」の調印を行なったと発表。

 「パレットガーデン」は、同社と東京都第二建設事務所が協議し、花壇の施工および維持管理・メンテナンス費用を森ビルが負担することで実元した大規模な庭園型花壇。
 ガーデンデザイナーには、アークヒルズ内のアークガーデン専任ガーデナーである園芸研究家・杉井明美氏を起用、季節の草花が植栽マスごどに色分けされ、歩行者が流れるように移り変わる花色を楽しめるよう、工夫されている。なお、同花壇完成以前には常時150台程あった違法路上駐輪がほとんど無くなった。これについて同社では「歩道環境や街の美化だけでなく、歩行者の安全性向上にも大きく貢献している」とし、同事業は「今後の街づくりの可能性を示した好例」との位置付けを示した。
 なお、「パレットガーデン」は一般市民も庭づくりに参加できるコミュニティーガーデンとしての役割も担い、アークガーデンでコミュニティー活動を行なう「アークガーデニングクラブ」会員らによって、6月よりメンテナンス作業が開始される。


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