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センチュリー21・ジャパン、「2002年3月期決算」発表

 (株)センチュリー21・ジャパンは28日、「2002年3月期決算(単体)」を発表した。

 それによると当期の売上高は16億6,500万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は3億9,200万円(同15.1%増)、経常利益は4億円(同10.3%増)、当期純利益は2億1,900万円(同10.7%増)となった。

 長期にわたる景気の低迷の中、民間住宅投資が減少していることから、不動産流通業界の競争も激化しているが、同社では積極的な加盟店募集活動を展開。それにより営業収益は、サービスフィー収入が14億8,100万円(同5.5%増)、加盟金等の収入が1億8,300万円(同7.9%)となった。
 なお、同社は、2001年11月21日付けで店頭上場。上場時の公募増資により調達した2億8,200万円については、一部をエクストラネットの新設およびシステム改良に充当、また残金については今後のIT関連投資や運転資金として安全で流動性の高い金融商品で運用する予定としている。
 次期については、物件価格の低下のため、個別取引の受取手数料の減少は避けられない見通しながら、取引件数の増大、また新規加盟店の加盟手数料の収入増も期待できるとしており、営業収益17億6,000万円(当期比5.7%増)、経常利益4.3%増(同8.5%増)、当期純利益2.3億円(同4.9%増)といずれも当期を上回る見込み。


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