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レオパレス21、「2002年3月期決算」発表

 (株)レオパレス21は23日、「2002年3月期決算(連結・単体)」を発表した。

 当期単体の売上高は2,895億6,200万円(前年同期比59.9%増)、営業利益は335億1,400万円(同98.2%増)、経常利益は306億1,300万円(同103.3%増)、当期純利益は158億3,100万円となった。
 当期連結(対象9社)の売上高は2,956億8,300万円(同58.1%増)、営業利益は326億7,200万円(同99.3%増)、経常利益は322億5,500万円(同144.8%増)、当期純利益は187億6,300万円となった。

 大幅な増収増益の要因として同社は、主要事業のアパート建築請負部門で、当期末111店舗と全国的な営業店舗網の確立や、スチール2×4工法の新商品「ハイブリッド」を投入したこと、賃貸事業部門では、マンスリー事業で従来の月単位の料金システムを週単位の料金システムに変更したことで、順調な伸びを見せたことなどをあげている。
 次期のについては、新たなビジネスモデル構築に向けブロードバンド事業への参入をすでに表明しており、そのため進出当初の赤字を利益圧迫要因と見込んでいるものの、アパート建築請負部門、賃貸事業部門の増収が予想され、単体ベース売上高3,500億円、経常利益355億円、当初純利益195億円といずれも当期を上回る見込み。連結ベースでは、当期に実施したグアムリゾート追加工事の一部が稼働寄与することから、収益改善が見込まれ、売上高3,570億円、経常利益350億円、当期純利益190億円となる見通し。


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