（株）ダイナシティは17日、「2002年3月期決算（単体・連結）」を発表した。
当期単体業績の売上高は299億5,500万円（前年同期比77.1％増）、営業利益は30億5,100万円（同111.9％増）、経常利益は26億3,300万円（同109.5％）、当期純利益は13億8,500万円（同115.1％増）となった。
当期連結業績（対象2社）の売上高は300億8,800万円（前年同期比77.1％増）、営業利益は30億7,000万円（同112.0％増）、経常利益は26億5,500万円（同109.8％増）、当期純利益は13億9,800万円（同114.5％）であった。
当期は、不動産販売事業における都心エリアでの集中戦略が功を奏したことにより、販売好調による売上総利益の増大が、販売費および一般管理費の増加を吸収、大幅な増収増益となったもの。
次期見通しについては、同社独自の情報ネットワークを活用した事業活動を展開し優良事業用地を取得していくほか、主要エリアである東京都心部における単身者、ディンクス向けジュニアファミリータイプのマンションの販売強化に務めるとともに、他社物件との徹底した商品差別化に積極的に取り組むとしており、売上高458億7,800万円、経常利益40億5,400万円、当期純利益20億200万円を見込む。