(株)長谷工アーベストは6日、モデルルーム来訪者を対象に行なったアンケート調査の結果を発表した。
同アンケート調査は、2000年から調査時点までのモデルルーム来訪者の中から任意抽出した人に対し、インターネットのメールを利用して行なわれているもの。今回は2002年4月20日から28日までの期間に、2000年1月から2002年4月の間にモデルルームに来訪した3,148名を対象に実施された(回答323名)。
これによると、マンションの買い時感に関して、「買い時だと思う」との回答は44%で、前回2002年1月時点の37%から7ポイントの上昇をみせた。「買い時だと思う」理由については、「価格・金利が低水準にある」との回答が大半を占め、このほか「住宅ローン控除の継続」「好立地の物件の増加」などの回答があがった。
日本経済の景気動向については、「今後さらに悪化する」との回答が前回比▲22ポイントの22%と半減。「次第に良くなる」「横ばい」という回答が全体の約6割を占めた。
またマンション価格については、「徐々に上昇する」「横ばい」が全体の5割となり、「下がる」(38%)との回答を上回った。「横ばい」の理由としては、「そろそろ下げ止まり」という底値感をあげる回答が目立つ結果となった。