不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東日本レインズ、5月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は10日、首都圏における2002年5月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,083件(前年同月比1.12%増)と、2ヵ月連続で前年同月を上回ったものの、新規登録物件数は6,438件(同▲7.58%)で2ヵ月連続で前年同月を下回った。また成約物件平均価格は1,961万円(同▲0.75%)で、前月比でも▲0.88%と再び下落。成約物件1平方メートル当たりの単価は30.75万円(同▲0.48%)となった。
 戸建住宅の成約件数は996件(同1.84%増)で、4ヵ月ぶりに増加。新規登録物件数は4,875件(同▲5.30%)で、3ヵ月連続で前年同月を下回っている。成約物件平均価格は3,594万円(同▲3.01%)と再び3,500万円台に戻しており、新規登録物件の平均価格は4,322万円(同▲4.02%)となった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は343件(同8.89%増)となり、2ヵ月連続の増加。成約物件の平均価格は3,022万円(同▲6.30%)。また、新規登録件数は2,103件(同5.10%増)、成約物件平均価格は3,332万円(同▲2.94%)、1平方メートル当たり単価は21.00万円(同▲8.11%)となった。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら