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東京都、4月期の「新設住宅着工統計」発表

 東京都住宅局は6日、平成14年4月期の「新設住宅着工統計」を発表した。

 それによると、4月の東京都内における新設住宅の着工戸数は、貸家が依然増加しつつも、増加が続いていた分譲住宅が減少し、前年同月比17.3%減の11,321戸で4ヵ月ぶりに減少となった。

 利用関係別では、「持家」は1,826戸(対前年同月比▲2.6%)で15ヵ月連続の減少。このうち公的資金分は110戸(同▲51.3%)で、平成12年3月以来の連続減少となっている。民間資金分は1,607戸(同2.1%増)で6ヵ月ぶりの増加となった。
 「貸家」は5,175戸(同0.6%増)で、このうち公的資金分は1,181戸(同▲35.5%)で3ヵ月ぶりの減少、民間資金分は3,847戸(同19.4%)で6ヵ月連続の増加となった。
 「分譲住宅」は4,249戸(同▲35.3%)で4ヵ月ぶりの減少となった。このうち公的資金分は774戸(同▲23.7%)で2ヵ月ぶりの減少、民間資金分は3,415%(同▲38.3%)で4ヵ月ぶりの減少となった。なお、マンションは2,678戸(同▲44.7%)で4ヵ月ぶりの減少、一戸建住宅は1,561戸(同▲9.4%)で、5ヵ月連続の減少となった。
 また、地域別では都心3区(中央区、千代田区、港区)で867戸(同11.9%増)、区部で7,411戸(同▲23.5%)、市部で3,858戸(同▲2.8%)となった。


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