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相模鉄道、ビル運営管理事業を分社化へ

 相模鉄道(株)は14日、ビル運営管理事業の一部を分社化することを決定したと発表した。

 同社では連結経営時代に向け「相鉄グループ新経営管理体制」を構築すべく、グループ全体における重複事業の整理や不採算事業からの撤退など、事業構造の抜本的見直しを推進している。
 このうち、不動産賃貸事業においては、賃貸ビル等の物件を保有する「資産保有事業」と、テナントへの賃貸等を行なう「運営管理事業」に分け、専門特化した体制を構築することで事業効率の向上と競争力の強化を図る。
 第一段階として、同社ビル事業本部営業部二俣川営業所が管轄する物件(賃貸ビル38棟、駐車場10箇所)におけるビル運営管理事業を会社分割方式により、2002年10月1日付けで、同社100%子会社の(株)相鉄ビルマネジメントに継承する。
 また、第二段階としては、同社ビル事業本部営業部横浜営業所が管轄する物件のビル運営管理事業において、2004年10月1日付けで相鉄ビルマネジメントに継承すべく、検討を行なうとしている。


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