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三菱地所、オフィスワーカー向け健康管理支援サービス施設を開業

 三菱地所(株)は18日、社内ベンチャー制度の事業化案件として、オフィスワーカー向けの健康管理支援サービス事業会社(株)ワンズキューブ(東京都千代田区、取締役社長=事業提案者:平井幹人氏、資本金:8,500万円)を設立し、第1号サービス施設「ワンズキューブ丸の内」を富士ビル(東京都千代田区)2階において、7月1日より開業すると発表した。

 同サービス事業は、施設内でのリラクゼーション等のサービスと、各企業の従業員や健康保険組合の組合員を対象としたオンライン上におけるメンタルカウンセリング等のサービスを組み合わせた健康管理支援事業。第1号施設の「ワンズキューブ丸の内」では、「自分に合ったこころとからだの健康法の発見」をコンセプトにリラクゼーション、漢方相談、オーダーメードサプリメント、メンタルカウンセリング、健康セミナー等、多彩な健康管理支援サービスを導入する。
 また、オンラインによるサービスでは、メンタルカウンセリングのほか、ストレスチェックや健康診断の履歴管理、ライフスタイル・食生活チェック等のコンテンツサービスを行ない、施設でのサービスと連携させることによる相乗効果も狙っていく。
 同社では、同サービスは従業員の健康管理に係る業務の効率化や費用面などにおいて、企業および健康保険組合にとっても効果的としており、丸の内エリアにおける第一号施設においてブランドイメージを構築していく方針。その後他の都心ビジネスエリアへも進出し、初年度売上高5,000万円、5年後には8施設体制で4億円の売上をめざすとしている。


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