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長谷工コーポレーション、簡易修繕サービスを定額化

「簡易修繕」風景

 (株)長谷工コーポレーションは19日、リフォーム事業の一環として昨年編成した建物診断チーム「住優師(じゅうゆうし)」の簡易修繕サービスについて、定額化システムとしたと発表した。

 「住優師」は、首都圏における同社施工マンションのうち築7年以上経過した約700棟を対象にサービスを実施しているもので、無料の建物診断と有料の簡易修繕を行なっているもの。2001年11月から2002年3月末までで、48棟(約2,475戸)の建物無料診断、509戸1335項目の簡易修繕を実施しており、今回簡易修繕サービスを定額化することで、気になる部分の簡易な修繕について項目と価格をより明確にし、消費者が安心して利用できるシステムとした。具体的には、「網戸開閉建付調整(無料)」、「洗濯水栓調整(500円)」、「網戸張替え(3,000円)」などとなっている。
 同社では、今後もリフォーム事業に積極的に取り組んでいく方針で、既存マンションの補修・改修、建て替えが難しい建物を全面改修する一棟一括リフォーム、社宅や寮を高齢者対応にする既存建物の用途転換を促す提案などの幅広いリフォームを提供していくほか、リフォーム技術の開発にも取り組んでいくとしている。


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