不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

丸紅、ゼクスと組んで投資用ワンルームマンション事業に参入

 丸紅(株)とディベロッパーのゼクス(株)(東京都新宿区、平山啓行社長)は20日、東京都中央区月島において、資産運用型の分譲ワンルームマンション「アンディーン月島」(総戸数42戸)と「プラージュ月島」(総戸数62戸) の2棟を共同開発すると発表。

 両社では、ペイオフ解禁などにより資産運用としてのワンルームマンション需要が今後さらに高まると予測し、同事業への参入を決定した。
 同プロジェクトの主な特徴は、(1)「家賃保証制度」を導入し、想定家賃の90%を保証、(2)想定利回りを平均6%、保証利回りを平均5.4%もに設定、(3)最多価格帯を1,600万円台と1,700万円台に設定、(4)都市銀行にによる2%台のローン付け、(5)マンション内部・外部ともに丸紅が開発する分譲ファミリー向けマンションと同等仕様・仕上げ など。なお、いずれも既存のワンルームマンションでは採用されない条件を付加価値としてプラスすることで、他物件との差別化を図る考え。
 また、丸紅では今回のプロジェクトを第一弾とし、今後も高品質のワンルームマンションを供給していく方針。すでに千代田区、中央区に次回以降のプロジェクト用として、事業用地を取得している。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら