森ビル(株)は24日、スポットライトやダウンライトを中心とした機能照明器具のプライベート・ブランド「FOREST LIGHTING(フォレスト・ライティング)」を開発、7月より発売開始すると発表した。
同社では、ディベロッパーとして、公共エリアとテナントエリアの光の調和等、都市景観に配慮した照明の開発、および、メンテナンスの容易性等も考慮した真にユーザーが求める器具の追求をめざし、同ブランドを立ち上げた。
同商品では、余分な光をカットし美しい照射光を得ることのできる、主に北米でスタンダードとなっているフード制御を採用。商品開発にあたっては、機能照明器具メーカーの(株)ウシオスペックス(東京都葛飾区、代表取締役社長:鵜野武彦氏)と提携することで、高品質かつローコストな器具を提供できるものとした。
まずは来春竣工を迎える「六本木ヒルズ」において、商業テナントを中心に器具供給を始める方針で、リプレースメントランプサービス(管球交換業務)の提供も行なう予定。商品機種約300種を取りそろえ、店舗などの商業施設からホテル、高級マンションに至るまで幅広いマーケットに対応し、初年度売上5億円を見込むとしている。