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国土交通省、平成14年8月分の「主要建設資材月別需要予測」発表

 国土交通省は5日、建設活動の円滑な実施を図ることを目的に毎月行なっている「主要建設資材月別需要予測」の2002年8月分について、以下の通り発表した。

【セメント、生コンクリート】
 公共工事が減少傾向ではあるものの、民間建築物の着工床面積が前年並みに推移していることから、セメントの需要量は480万トン(前年同月比▲5.3%、7ヵ月連続のマイナス)、生コンクリートの需要量は1,025万立方メートル(同▲3.6%、7ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【木材】
 住宅全体の着工床面積が前年並みの推移をみせていることから、需要量は120万立方メートル(同▲2.2%、33ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼】
 民間建築物の着工床面積が前年並みに推移していることから、民間建築工事での需要割合の大きい普通鋼鋼材は200万トン(同▲3.5%、4ヵ月連続のマイナス)、形鋼は45万トン(同▲1.7%、4ヵ月連続のマイナス)、小形棒鋼88万トン(同▲4.8%、4ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【アスファルト】
 公共工事は減少傾向で推移していることから、公共工事での需要割合の大きいアスファルトは23万トン(同▲2.5%、7ヵ月連続のマイナス)と予測される。


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