不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

三井不動産、阪神パーク跡地ショッピングセンター計画を発表

 三井不動産(株)は5日、阪神電気鉄道(株)(以下、阪神電鉄)が2003年3月末で営業終了・閉園することを発表した「阪神パーク甲子園住宅遊園」(兵庫県西宮市)の閉園後の跡地利用について、ショッピングセンターを計画・推進していくことを決定したと発表した。

 同計画地は、甲子園球場に隣接し、阪神甲子園駅から徒歩5分、阪神鳴尾駅から徒歩7分という交通至便な立地。阪神パーク閉園後、同社が阪神電鉄より敷地を事業用定期借地方式(20年間)で賃借し、「パークの中のエンターテイメントSC(ショッピングセンター)」をコンセプトに、周辺環境にも配慮した、地域の人々が集い・憩える空間をもった複合商業施設を建設・運営していく。
 同社では、郊外型ショッピングセンターの先駆けともいえる「TOKYO-BAYららぽーと」(千葉県船橋市)など、これまでに全国30ヵ所以上ものショッピングセンターを展開。これらのノウハウを生かし、ショップ、レストラン・フードゾーン、アミューズメント・カルチャーゾーン等、ショッピングだけでなく楽しく過ごすことのできるエンターテイメント性豊かな施設構成をめざすとともに、甲子園地区のさらなる活性化に寄与すべく努力していくとしている。
 2003年秋に着工、2004年秋に竣工・オープンの予定。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら