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ユニバーサルホーム、「2002年3月期決算」を発表

 (株)ユニバーサルホームは、「2002年3月期決算(第7期連結)」を発表した。

 それによると、当期連結の売上高は24億5,800万円(前期比▲46.7%)、経常利益2億7,700万円(同▲70.1%)、当期純利益は1億3,900万円(同72.7%)となった。また、加盟店舗数は195店(同24.7%)、うちオープン店舗数は147店(同▲27.6%)、契約棟数3,894棟(同▲17.0%)、上棟棟数は2,983棟(同▲17.2%)であった。
 大幅な減収減益の要因として同社では、長期におよぶ景気低迷、戸建て住宅市場の悪化を受け、複数の加盟法人が退会、これによりロイヤリティ収入、電波広告料、販売協力手数料などの役務収益や販促品の売上げ等が減少ことを挙げている。しかし同社では、すでに退会エリアでの加盟店募集活動を開始したほか、未稼働店舗の開店促進を図るべく、分譲地型モデルハウスや都市ショールーム型店舗といった店舗形態を多様化。また、期間限定でロイヤリティの減額、販促品の価格引き下げ、販促費の積極投入などを実施し、加盟店の経営体力の支援を行なっている。
 来期については、退会による空白エリアを埋めるべく、新規加盟法人の募集を引き続き積極的に行なうほか、近隣既存加盟法人の複数出店支援、直営店の出店を図っていく方針。また、2月に発売を開始した天然床冷暖基礎を採用した商品「熱強の家」の販促に引き続き注力するほか、他社との差別化を図るべく新商品の投入を継続的に行なっていく。
 なお、「熱強の家」は、第1四半期を終えた段階で、発売当初見込みの全受注棟数の5割を上回る6割強という結果を出しており、同社では、同商品をメイン商品と位置づけ天然床冷暖房効果を直に体感できる現場見学会などのイベントを中心に販売を強化していく。


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