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大和ハウス工業、降雪地域向けの新商品「四季の快館」販売開始

 大和ハウス工業(株)は10日、北海道および北東北(岩手・秋田・岩手県)向けの戸建住宅「四季の快館」を7月15日より販売開始すると発表。

 同商品は、北東北地方の気候風土・暮らし方・住宅ニーズなどを調査分析し、同エリアに特化した商品として開発したもの。
 外観スタイルは、雪国での住まいを考慮し、屋根から落雪を防ぐスノーダクト屋根を基本にデザインした「シンプルモダン」と、30代を中心に人気のある「トラディショナル」スタイルの2タイプを用意。「シンプルモダン」は縦方向にカラーを塗り分け、今までにない斬新なイメージに。「トラディショナル」スタイルは古煉瓦風の外壁や窓廻りの装飾部材により、英国調の雰囲気を取り入れた伝統的なイメージに仕上げている。
 また、屋根勾配に対し直角に立ち上げた雪止めを屋根全体に設けて屋根全体の落雪を防止する「ステイムルーフ」を、寄棟や切妻などの勾配屋根に設置するほか、玄関アプローチの雪を溶かす「ロードヒーティング」など、落雪・除雪のための各種機能が備わっていることが最大の特徴となっている。また、自社工場で外壁パネル内に充填注入するオリジナルの高性能複層外壁「ウレタン注入外壁」を標準採用するなどし、住まいの断熱性能を表わすQ値で基準を余裕でクリアする高断熱性能を実現した。
 販売地域は北海道および東北3県のほか、山形県と福島県で積雪150センチ以下の公庫次世代省エネルギー地域区域I・II・III地域でも取り扱う予定。販売価格は3.3平方メートルあたり44万円台からで、初年度360棟の受注を見込む。


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