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国土交通省、5月分「建設工事受注動態統計調査報告」を発表

 国土交通省は10日、2002年5月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 これによると建設工事受注高は3兆9,597億円(対前年同期比▲6.6%)で、9ヵ月連続の減少となった。そのうち元請受注高は2兆6,473億円(同2.6%増)で9ヵ月ぶりの増加となったが、下請受注高は1兆3,123億円(同▲20.8%)で4ヵ月連続の減少となった。なお、元請受注高の発注元は、公共機関からは9,993億円(同5.6%増)で、民間等からは1兆6,480億円(同0.8%増)であった。
 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は9,070億円(同2.0%増)で、9ヵ月ぶりに増加に転じた。国の機関からは2,226億円(同▲19.0%減)で2ヵ月連続の減少、地方の機関からは6,845億円(同6.9%増)で11ヵ月ぶりの増加となった。
 民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は1,934億円(同▲27.9%)で、4ヵ月連続の減少。一方、建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,254億円(同14.9%増)で、2ヵ月連続の増加となった。

 なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)からも閲覧可能。


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