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東日本レインズ、6月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は10日、首都圏における2002年6月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,062件(前年同月比▲8.88%)と3ヵ月ぶりに前年同月を下回っており、新規登録物件数についても6,837件(同▲3.61%)と3ヵ月連続で前年同月を下回った。また成約物件平均価格は1,971万円(同0.38%増)で、前月比でも0.49%増と再び上昇に転じた。成約物件1平方メートル当たりの単価は30.78万円(同▲0.18%)となった。
 戸建住宅の成約件数は1,000件(同▲5.03%)で、再び下落。新規登録物件数は5,152件(同▲3.97%)で、4ヵ月連続で前年同月を下回っている。成約物件平均価格は3,421万円(同▲6.93%)と再び下落したものの、新規登録物件の平均価格は4,335万円(同0.34%増)となった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は367件(同10.54%増)となり、3ヵ月連続の増加。成約物件の平均価格は2,952万円(同▲8.11%)と3,000万円台を割り込む結果となった。また、新規登録件数は2,111件(同4.87%増)、平均価格は3,231万円(同▲3.35%)、1平方メートル当たり単価は23.09万円(同▲1.08%)となった。


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