(株)クリード(東京都港区、宗吉敏彦代表取締役)は16日、2002年5月期の決算短信(連結)を発表した。
当期連結業績(対象23社)の売上高は46億9,194万円(対前期比35.4%増)、営業利益は8億2,875万円(同167.7%)、経常利益は7億1,330万円(同197.4%増)、当期純利益は4億2,961万円(同197.3%増)であった。
増収増益の主な要因としては、デューデリジェンス事業、不動産ソリューション事業およびアセットマネジメント事業など、投資事業の積極的な展開とその成功によるものとしている。特に戦略事業と位置付けているアセットマネジメント事業においては、不動産ファンドの運用規模を拡大するとともに、新たな共同投資ファンドの組成などを行なった結果、同事業の売上高は4億2,300万円(対前期比1,067%増)、営業利益は1億8,900万円(同1,480%増)となった。
次期見通しについては、引き続き各事業の積極展開を図るとともに、同社のこれまでの不動産処理ノウハウを活用し、不良債権処理ビジネス強化ならびに本格参入を予定している。これにより、中間期で売上高35億円、経常利益5億円、当期純利益3億円。通期で売上高54億円、経常利益12億円、当期純利益7億円をめざす。