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アットホーム、6月の賃貸物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)18日、首都圏における6月の賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が41,890件(対前年同月比4.5%増)で13ヵ月連続のプラス、事業用は7,437件(同6.0%増)で16ヵ月連続のプラスとなった。
 1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,450円(前月比、前年同月比ともに0.8%上昇)、アパートは2,000円(前月比1.0%上昇、前年同月比変動なし)となった。
 1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.06万円(前月比▲1.2%、前年同月比▲1.3%)、アパートが6.76万円(同▲0.7%、同▲2.0%)となった。
 居住用賃貸物件成約数は、10,999件(前年同月比▲0.8%)で、2ヵ月連続の減少となった。これは埼玉県、東京都下での大幅な上昇、他エリアでもほぼ横ばいながら多少上昇している中で、東京23区だけが前年同月比▲6.6%と大幅な減少を示したことが響いたもの。
 また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,560円(前年同月比▲1.5%)、アパートは2,130円(同1.9%上昇)。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが10.31万円(同▲3.8%)、アパートは6.80万円(同▲0.4%)となった。


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