不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社のネットワークにおける首都圏の2002年6月分「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
物件登録数は、中古マンションは1,806件(前年同月比▲17.8%)で19ヵ月連続のマイナス、居住用土地は3,516件(同▲11.7%)で2ヵ月連続のマイナス、新築戸建ては5,094件(同▲9.3%)で2ヵ月連続のマイナス、中古戸建ては1,816件(同▲10.6%)で12ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションは1平方メートルあたり32.99万円(前年同月比▲3.3%)で63ヵ月連続のマイナス。1戸あたりでは2,024万円(同▲4.1%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。居住用土地は1平方メートルあたり19.15万円(同▲11.7%)で過去最低を記録。新築戸建ては1戸あたり3,887万円(同▲5.9%)で2ヵ月連続の過去最低記録を更新した。中古戸建て住宅は3,405万円(同▲4.0%)であった。
首都圏平均の物件成約数は、中古マンションは655件(前年同月比▲11.5%)で3ヵ月ぶりにマイナスに転じた。居住用土地は733件(同3.5%)で2ヵ月連続のマイナス。新築戸建ては1,291件(同6.5%)で23ヵ月連続のプラス。中古戸建ては597件(同11.4%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の成約価格は1平方メートルあたり29.51万円(前年同月比▲0.6%)、1戸あたりでは1,798万円(同▲2.7%)で、双方とも再びマイナスに転じた。新築戸建ては1戸あたり3,892万円(同▲6.3%)で18ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては1戸あたり2,799万円(同▲1.2%)で9ヵ月連続のマイナスとなった。