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「平成14年分の路線価等」発表

 国税庁は2日、平成14年分の相続税および贈与税の課税における土地等の評価額の基準となる路線価および評価倍率(路線価等)を、全国の国税局・税務署において公表した。

 これによると、全国の評価基準の平均額は、1平方メートル当たり12万9,000円(変動率▲6.5%)で、10年連続での下落となった。
 都道府県別には、東京都の47万2,000円(同▲3.9%)が最も高く、次いで大阪府が20万5,000円(同▲9.7%)、神奈川県が19万2,000円(同▲6.8%)と続いた。一方最も低かったのは、山形県の4万2,000円(同▲2.3%)であった。また圏域別には、東京圏が27万1,000円(同▲5.2%)、大阪圏が18万4,000円(同▲9.4%)、名古屋圏が10万7,000円(同▲7.0%)、地方圏が6万6,000円(同▲5.7%)であった。
 なお、都道府県庁所在都市の最高路線価については、東京都中央区銀座の「銀座中央通り」が1平方メートル当たり1,200万円(変動率1.4%)とわずかながら全国唯一の増加をみせ、17年連続でトップ。以下、2位が大阪市北区角田町「御堂筋」の408万円(同▲1.0%)、3位が横浜市西区南幸1丁目「横浜駅西口バスターミナル前通り」の352万円(同▲8.8%)となっている。


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