日本綜合地所(株)は17日、2002年3月期決算短信(単体)を発表した。
当期単体の売上高は400億9,900万円(対前期比41.6%増)、営業利益は38億7,300万円(同52.3%%増)、経常利益は30億900万円(同48.9%増)、当期純利益は16億9,200万円(同61.8%増)であった。
増収増益の主な要因は、独自企画商品の供給・契約・引渡が計画通りの実績を達成した事によるとしている。具体的には、不動産分譲事業におおいて自社分譲物件の比率を高め、自社ブランド「グランシティシリーズ」等で供給数1,497個戸、売上高は対前期比41.7%増の399億4,600万円を計上している。また、マンション管理受託事業およびローン事務手数料等については、供給戸数および管理受託戸数の増加により、売上高は対前期比76.4%増の1億4,100万円となったことが挙げられる。
次期見通しについては、不動産分譲事業において売上高対前期比17.2%増の468億円とするなど各部門で積極的な展開を試み、これにより売上高470億円、経常利益40億円、当期純利益20億円を見込む。