不動産シンジケーション協議会（CRES）は15日、不動産証券化に関する国内外のデータをとりまとめた「不動産証券化ハンドブック2002」を発行した。
同ハンドブックは、1995年の初版発行以来、毎年1回改訂版を発行してきているもの。不動産投資市場および不動産証券化をとりまく経済・社会的情勢の変化に対応しながら内容の充実を図ってきており、2002年度版では、不動産投資信託（J-REIT）の投資商品としての特徴や課題のほか、不動産証券化の税制・会計についての整理、市場のインフラ整備の課題など、最新情報をまとめたものとなっている。このほか、今回は新たに金融仲介業者に求められる内部管理体制や受託者責任など、投資家保護のためのルールを紹介している点が特徴的。
価格は2,000円（税込み）で、同協議会ホームページ（http://www.cres.gr.jp）から購読申し込みが可能となっている。