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ミサワホーム、「SMART STYLE KURA」現地見学会を開催

「SMART STYLE KURA」外観

 ミサワホーム(株)は22日、マスコミ関係者を対象に7月18日に発売した新商品「SMART STYLE KURA」の現地見学会を開催した。会場となったミサワホーム森の里分譲地内(神奈川県厚木市)にはマスコミ関係者約30人が足を運び、2階LDKタイプを見学した。

 「SMART STYLE KURA」は、リビングやキッチン、居室の脇に広さ6~8帖・高さ約1.2mの収納空間(KURA=蔵)を設け、「出しやすくしまいやすい収納」をコンセプトに開発された商品。例えばリビングに人が集まる時にソファやテーブルを蔵にしまい込んだり、子どものおもちゃやパソコンを一時的にしまうなど、部屋の使い方に合わせて大小さまざまな物を出し入れできる点が特徴となっている。
 従来の「蔵シリーズ」では、1階に13尺(または14尺)パネルを利用することで階高を上げ、1階フロアと2階フロアの中間層に蔵スペースを確保していたが、同商品では1、2階とも9尺パネルを採用して蔵スペースを確保。結果、軒高が通常の2階建てと同じ高さになり、敷地条件や容積率などの法規制への対応力を高めたほか、建築コストの大幅な削減を実現した。価格は坪あたり44万円、110~130平方メートル台の30プランを用意している。
 同社が一般ユーザーに対してインターネット上で行なったアンケートでは、「収納の新しい考え方に魅力がある」「空間の使い方と価格に魅力を感じる」など、約63%が「魅力がある商品」と回答。全国の見学会に訪れた一般ユーザーの反応もまずまずのようで、特に子どもや父親の反応が良いという。「ここ20年間で一番滑り出しが良い商品。年間販売数も目標の5,000棟に近い数字になるはず」(ミサワホーム)と、確かな手応えを実感しているようだ。


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