不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける首都圏の2002年6月分「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
物件登録数は、中古マンションは1,847件(前年同月比▲7.1%)で20ヵ月連続のマイナス、居住用土地は3,741件(同5.4%)で3ヵ月ぶりに増加、新築戸建ては5,259件(同▲13.2%)で3ヵ月連続のマイナス、中古戸建ては1,774件(同▲8.7%)で13ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションは1平方メートルあたり33.75万円(前年同月比0.4%)で64ヵ月ぶりに増加に転じたものの、1戸あたりでは2,061万円(同▲1.6%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。居住用土地は1平方メートルあたり20.01万円(同▲7.2%)で、前月に比べると微少ながら上昇している。新築戸建ては1戸あたり3,870万円(同▲7.3%)で3ヵ月連続の過去最低記録を更新した。中古戸建て住宅は3,346万円(同▲0.1%)で、過去最低となった。
首都圏平均の物件成約数は、中古マンションは621件(前年同月比▲11.0%)で2ヵ月連続のマイナス。居住用土地は765件(同8.2%)で3ヵ月連続のマイナス。新築戸建ては1,323件(同11.8%)で24ヵ月連続のプラス。中古戸建ては579件(同▲3.2%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の成約価格は、中古マンションは1平方メートルあたり32.01万円(前年同月比6.6%)、1戸あたりでは1,907万円(同5.9%)で、双方とも再び増加に転じた。新築戸建ては1戸あたり3,762万円(同▲9.0%)で19ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては1戸あたり2,775万円(同▲1.5%)で10ヵ月連続のマイナスとなった。