三菱地所(株)は29日、丸の内、大手町、有楽町、青山の各エリアおよび全国の支店の同社所有ビル、またその周辺地域において、毎年恒例の総合防災訓練を9月2日に開催すると発表。
同社では、独自の災害対策要綱の策定により、大地震の災害に対するハード・ソフト両面にわたる対策を講じており、非常組織体制の確立、非常用機材の強化、約17万食の食糧の備蓄を行なっている。
総合防災訓練は、関東大震災記念行事として1926年以来、同社が毎年実施しているもの。今年は、非常組織編成、非常用資機材習熟、応急救護、消化等の訓練に加え、新たな試みとして携帯電話のメール機能を利用した社員の安否確認などの訓練も行なう予定。