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JPR、「2002年6月期決算」を発表

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は8月30日、2002年6月期の決算短信を発表した。

 当期の運用状況は、営業収益44億6,900万円、営業利益19億4,800万円、経常利益7億3,800万円、当期利益7億3,700万円であった。
 当期末時点における発行済投資口数は289,600口で、1口当たりの分配金は2,545円。総資産額は1,039億5,500万円で、同投資法人は今年6月14日に東京証券取引所の不動産投資信託市場(J-REIT)に上場し、「アルカイースト」(東京都墨田区)、「兼松ビル」(東京都中央区)など25個の不動産信託受益権(取得価格合計921億8,000万円)を取得している。投資比率はオフィスビル85.6%、商業施設14.4%で、総賃貸可能面積は162,739.50平方メートル。テナント数は281件となっている。
 次期見通しについては、地域的な分散と用途の分散による安定性の向上と規模拡大による投資効率の向上をめざし、2004年12月末をめどに資産規模を3,000億円に拡大するとともに、同投資法人のコスト削減として外注委託費を10%削減する計画。これらにより、営業収益48億6,800万円、経常利益18億8,200万円、当期利益18億8,200万円を見込む。


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