(株)竹中工務店は3日、「第65期中間決算(単体・連結)」を発表した。
これによると、当期単体業績での売上高は4,097億円(前期比▲19.7%)、経常利益は▲46億円、当期利益は▲20億円となった。受注高については3,584億円(同▲8.9%)、次期繰越工事高も1兆226億円と減少するなど、厳しい建設市場環境を反映した結果となった。
また当期連結(対象63社)業績での売上高は5,037億円(前期比▲16.9%)、経常利益は▲25億円、当期利益は▲16億円となり、受注競争の激化に伴う工事利益率の低下等から経常損失・当期損失となった。
なお、当下半期の見通しについては、引き続き建設市場環境は厳しい状況で推移するものとの予想から、単体で売上高8,400億円、営業利益5億円、経常利益20億円、当期利益20億円、連結ベースで売上高1兆300億円、営業利益70億円、経常利益75億円、当期利益35億円を見込む。