住友林業（株）は、同社が資材供給、技術支援を行なう全国各地の建設会社で組成するイノスグループが、20歳代、30歳代向けの木造注文住宅「プレイン・スタイルズ」を10日より発売すると発表した。
イノスグループは、住友林業と全国の地域優良建設会社357社で組成する家づくりネットワーク。今回発売する「プレイン・スタイルズ」は、現在同グループの主力商品である木造注文住宅「ティーエクセレント」をベースに、「愛車を眺めながらくつろげる家」「ホームシアターのある家」「DOMA（土間）のある家」「ホームライブラリーのある家」「ワークスペースのある家」の個性的な生活提案を盛り込んだ5つのスタイルが特徴。20歳代、30歳代の1次取得者層をターゲットに据え、同世代のスタッフが開発を担当した。
内装は、無駄な装飾を省き、メイプル柄の室内ドアや床材のやさしい木肌がすっきりとした雰囲気を演出。外観についても、柔らかで素朴なイメージを醸し出す壁調、堅目地でスマートな印象の板目調のサイディングを標準仕様としている。装飾のないサッシ窓等も、シャープで個性的な外観を引き立てるデザインとなっている。
価格は、延べ床面積87.77平方メートルの参考モデルプランで、本体価格1,250万円からと高いコストパフォーマンスを実現。販売エリアは、北海道、沖縄を除く全国（積雪寒冷地域では一部異なる）で、同グループでは年間200棟の受注をめざす。