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NBF、西新宿三井ビルの18階区分所有部分を取得

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は9日、三井不動産(株)を仲介者として、「西新宿三井ビルディング」(東京都新宿区、地上27階建)の18階区分所有部分(専有面積割合4.06%)および付随する共用部分の共有持分、土地の敷地共有持分を、佐藤工業(株)より取得することを決定したと発表。

 同投資法人では、東京都心部におけるポートフォリオの充実を図るべく同物件の取得を決定。取得価格は、16億339万3,173円(取得諸経費、固定資産税、都市計画税および消費税等を除く)で、自己資金および借入金により取得を行なう。
 同物件は、3階から25階(一元運用区画)について区分所有者間で一元運用契約が締結されており、同法人もこの契約を継承。これにより、一元運用区画から生じる賃貸収益および賃貸費用は、同投資法人が購入予定である18階部分の一元運用権利割合4.28%に応じて収受・負担する。
 一元運用区間におけるテナントは三井不動産1社で、同投資法人は、この一元運用契約に基づき、三井不動産と売り主との間で締結されていた賃貸借契約についても承継する。
 なお、10日に不動産売買契約を締結、30日に引き渡しの予定となっている。


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