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オークウッドジャパンによる第1号サービスアパートメント、10月1日オープン

「オークウッドレジデンス 麻布十番」(東京都港区)の外観 

 サービスアパートメント運営会社のオークウッドジャパン(株)(所在:東京都千代田区、代表者:ピュリャン・カルビル・ジョージ・マシュー)は、同社第1号物件である「オークウッドレジデンス 麻布十番」(東京都港区)を10月1日にオープンすると発表、物件見学会を実施した。

 オークウッドジャパンは、三井不動産(株)とオークウッドアジアパシフィック社(所在:シンガポール、代表取締役:P.Gマシュー)が昨年12月に設立した合弁会社。
 「サービスアパートメント事業を行なうにあたり、オフィスに至近という条件は非常に重要」(オークウッドアメリカ本社パブリックリレーション・ディレクター、ロバート・フィリップ氏)の言葉どおり、「オークウッドレジデンス 麻布十番」は六本木や汐留、新橋といったオフィス街に近い麻布十番に位置し、また営団地下鉄南北線および都営大江戸線「麻布十番」駅至近の好立地。地下1階、地上14階建て、ステュディオタイプ(43.4平方メートル、賃料月49万円)から2ベッドルームタイプ(105.6平方メートル、同99万5,000円)までの計10タイプ・83ユニットからなる同物件は、24時間日英可能のレセプション、ビュッフェスタイルの朝食がとれるラウンジ等を備え、居室内には家具はもちろん、ドライヤー、ディッシュウォッシャー、洗濯機、乾燥機から、什器等も完備。外資系企業勤務の中長期出張者を主なターゲットに「高級ホテルに滞在しているのと同様のサービスを提供していく」(オークウッドアジアパシフィック・セールス広報担当ディレクター、キャサリン・マクナブ氏)という。
 なお、三井不動産では今回の「オークウッドレジデンス 麻布十番」運用開始に伴い、国内におけるサービスアパートメント時儀容に本格参入することも併せて明らかにした。同社では同事業を賃貸住宅事業の一環とし、当該物件ならびに同事業の運営で得たノウハウを、グループ全体の賃貸住宅管理運営業務水準の向上と、ノンアセットビジネスの伸張・強化に生かす方針。また、グループ全体において、今後も積極的かつ多面的に賃貸住宅事業に取り組んでいくとしている。


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