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パシフィックマネジメント、居住系不動産に特化したファンドを設立

 不動産ファンド事業等を手がけるパシフィックマネジメント(株)(東京都渋谷区、代表取締役:高塚優氏)は、このほど子会社のパシフィック・インベストメント・アドバイザー(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:森岡健氏)が、金融庁より投資信託委託業者の認可を取得、今週にも資産運用業務を開始すると発表した。

 投資対象は、地震や地域経済の影響等のさまざまなリスクを分散すべく、全国のファミリータイプおよびワンルームタイプとし、居住系不動産に特化した不動産投資信託事業を展開する。資産規模は、当初100億円程度を想定しているが、400~500億円程度に達した段階でのJ-REIT上場も視野に入れ、積極的に資産の積み上げを図っていく方針。将来的には、開発中の物件への投資も検討している。
 同社では、一般的にオフィスビル等に比べ稼働率が安定しているとされる居住系不動産に特化したファンドを展開することで、より安定利回り志向の不動産金融商品を提供できるものとしている。


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