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野村リビングサポート、新たなマンション管理業務支援統合システム披露会を開催

 野村不動産グループのマンション管理会社、野村リビングサポート(株)(東京都新宿区、取締役社長:高橋寛志氏)は、業務のより一層の品質向上をめざした新たな業務支援システム「LSシステム」を10月7日にスタート。8日に関係各社、マスコミなどを招き披露会を開催した。

 同システム開発の主な目的は、従来個別であったフロント業務、組合会計業務、遠隔監視・緊急対応業務の各システムを統合・連携することで業務の効率化を図るとともに、同社が蓄積している管理組合情報や業務情報を「顧客カルテ」として整理し、一元管理を行えるようにするもの。顧客ニーズの早期把握や、同社社員の個人ノウハウの共有化にもつなげる。主要機能は、「物件スケジュール管理機能」「履歴管理機能」「情報検索機能」「帳票作成補助機能」「社内Q&A掲示板」。開発期間は約2年、総開発費用は約5億円。
 また、同システム始動に伴い、マンションライフにおける多様なサービス・情報を顧客に提供する「野村住まいるセンター」も10月7日スタートした。同センターは、従来遠隔監視・緊急受付センターであった「野村COAセンター」を名称変更したもの。なお、同社の管理物件は現在1,209管理組合、70,919戸。


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