国土交通省は16日、平成14年不動産鑑定士試験第2次試験の合格者を発表した。
同試験は、不動産の鑑定評価に関する法律第7条に基づき、不動産鑑定士となるのに必要な専門的学識を判定するため、年1回実施される。また、2年以上不動産鑑定評価に関する実務に従事した合格者は不動産鑑定士補となる。
今年度は8月3日から5日までの3日間、全国10都市において実施し、2,481名(前年2,505名)が受験。合格者は380名(同374名)、合格率は15.3%(同14.9%)で、前年の実績を上回る結果となった。また、合格者の内訳は男性338名・女性42名、平均年齢は31.0歳、最高齢は65歳、最年少は20歳となっている。
なお、合格者名は本日10時より国土交通省および各都道府県に掲示される。