国土交通省は22日、OECD東京セミナーおよびアーバンルネッサンスセミナーの開催概要を発表した。
25日に丸ビルホールにおいてOECD主催のもと開催されるOECD東京セミナーは、「日本経済再生のための都市再生」をテーマに、OECDパブリックガバナンス・地域開発局長のオーディル・サラード氏、北海道大学大学院教授の越澤明氏の基調講演およびパネルディスカッションが予定されている。パネルディスカッションでは、三菱地所（株）専務取締役でOECD地域開発政策委員会副議長の原隆之氏を座長に、日本経済再生に向けた課題、証券化の活用等不動産市場の活性化と都市再生などについて、意見が交わされる。
29日のOECDアーバンルネッサンスセミナーは、OECD、北九州市および国土交通省の共催で、北九州国際会議場を会場に開催される。同セミナーは、都市再生に向けて先進的な取り組みを行なっている都市を対象に、その取り組むべき政策を明らかにするとともに、加盟各国にそうした取り組みに関する情報を提供するためのプロジェクト。これまでに、ベルファスト（英国）、クラッコウ（ポーランド）、キャンベラ（オーストラリア）で実施してきた。当日は、東京大学先端科学技術研究センター教授の大西隆氏らの基調講演のほか、パネルディスカッションが予定されている。
それぞれ詳細は以下の通り。
OECD東京セミナー
■日時 2002年10月25日 14:30～17:00
■場所 丸ビルホール（丸の内ビルディング7F）
■参加申込み 氏名、所属を明記の上、OECD東京センター宛にファックス（03-5532-0036）にて申し込む。入場料は無料。先着順。
OECDアーバンルネッサンスセミナー
■日時 2002年10月29日 13:00～16:30
■場所 北九州市国際会議場