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アイフルホームテクノロジー、賃貸住宅市場に本格参入

「EHメゾンーM」外観

 (株)アイフルホームテクノロジー(東京都墨田区、社長:福本進氏)は29日、省コスト賃貸住宅「EHメゾンーM」の販売を10月15日より開始、賃貸住宅市場に本格参入したと発表した。

 FC加盟店網を全国に展開している同社では近年、不動産の資産価値・アパート経営の節税効果への期待、借主の傾向の変化(住宅について財産価値より利便性や利用価値を重視)などから賃貸住宅市場が堅調に推移していることに注目、商品開発を進めていた。省コストでの優良住宅建築に技術の蓄積があることから、集合住宅でもその実績を活かし、高利回りで資産価値の高い商品を開発した。
 同商品は、戸建て感覚で暮らせるテラスハウス形式の2階建てメゾネットスタイルの賃貸住宅。住宅設備も充実させていることから、戸建て嗜好のユーザーをターゲットに高い入居率、高い賃料設定が見込めるものとみている。また、省コストのため、初期投資を軽減して高い利回りが望め、老朽化した賃貸住宅の建替えにも有効。戸別ユニットを組み合わせていく方式のため、2戸から建てられ、2LDKと3LDKなど広さの違うユニットの組み合わせも可能となっている。構造は木造軸組み工法で、戸別規格ユニットは10タイプ用意している。
 基本性能は、住宅性能表示制度の「耐震(多雪地域区域を除く)」「劣化対策」「維持管理対策」「耐火(界壁)」「ホルムアルデヒド対策」で最高等級。資産価値劣化の防止策として、10年保証や長期点検、完成引き渡し保証などの安心サポート体制も敷いている。
 同社では、初年度100棟を契約目標に掲げている。


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