国土交通省総合政策局は10日、2002年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると建設工事受注高は4兆6,850億円で、対前年同期比▲12.9%となった。そのうち元請受注高は3兆1,200億円(前年同期比▲13.2%)で、下請受注高は1兆5,650億円(同▲12.3%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆3,986億円(同▲20.9%)、民間等からの受注高は1兆7,214億円(同▲5.7%)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、前年同月比▲18.7%の1兆3,508億円。うち国の機関からは3,192億円(同▲26.6%)、地方の機関からは1兆316億円(同▲15.9%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は1,877億円(同▲15.2%)で、前年同月比で7ヵ月連続の減少。建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は4,239億円(同▲1.2%)と、同3ヵ月連続の減少となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)からも閲覧可能。