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住友不動産、「2003年3月期中間決算」発表

 住友不動産(株)は18日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績での売上高は1,600億200万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は251億9,200万円(同14.1%増)、経常利益は140万7,900万円(同49.3%増)、当期純利益は61億6,100万円(同25.8%増)となった。
 当期連結業績(対象28社)での売上高は2,052億4,000万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は333億5,900万円(同9.1%増)、経常利益は173億6,700万円(同19.4%増)、当期純利益は67億5,400万円(同0.2%増)となった。
 当上半期は、不動産賃貸事業部門において、オフィスビルの空室率上昇があったものの、前上半期までの賃料値上げが寄与したことにより既存ビルにおいて前年並みの営業収益を確保するとともに、「住友不動産田町駅前ビル」などが新規稼働。また不動産販売事業部門においても、マンション、戸建て、宅地の合計で1,111戸(前年同期比57戸増)を販売計上し、増収増益となった。
 通期については、2002年3月期からスタートした「新成長3ヵ年計画」にもとづき、当期・次期でそれぞれ500億円程度の固定資産売却損を計上するとしており、売上高5,400億円、経常利益560億円、当期純利益40億円を見込むとしている。


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