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住友林業、「2003年3月期中間決算」発表

 住友林業(株)は19日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は2,715億2,600万円(前年同期比▲1.7%)、営業利益は24億2,300万円(同293.4%増)、経常利益は36億6,000万円(同101.7%増)、当期純利益は▲102億1,400万円となった。
 当期連結業績(対象48社)の売上高は3,102億7,900万円(前年同期比▲1.4%)、営業利益は40億9,800万円(同118.1%増)、経常利益は48億4,800万円(同120.6%増)、 当期純利益は▲105億4,400万円となった。
 当期業績について同社は、収益力回復を図るべく生産コストの改善、経費圧縮、商品開発力等を柱とした経営改善計画を進めた結果、減収とはなったものの大幅な増益につながったとしている。一方、中間純損失の計上に関しては、今期中に財務体質の健全化を推進すべく、退職給付金会計制度に係る処理、遊休不動産の評価損の計上などを実施。その結果、特別損益207億1,400万円を計上することとなったためとしている。
 なお通期については、高付加価値商品の販売に取り組むとともに、よりいっそうの財務体質改善等を図り、売上高6,600億円、経常利益120億円、当期純利益▲100億円を見込んでいる。


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