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藤和不動産、「2003年3月期中間決算」発表

 藤和不動産(株)は21日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は359億6,200万円(前年同期比▲17.5%)、営業利益は15億1,800万円(同▲52.1%)、経常利益は▲6億4,000万円、当期純利益は▲821億8,300万円となった。
 当期連結業績(対象8社)の売上高は499億8,900万円(前年同期比▲13.7%)、営業利益は24億3,500万円(同▲39.4%)、経常利益は▲10億3,000万円、 当期純利益は▲825億1,400万円となった。
 当期は、主力のマンション分譲においてコンサルティング営業の推進などを行なってきたものの、分譲マンション市場の堅調な推移の中で供給過剰感も出てきており、一部エリアでは競争の激化もみられたことから、売上戸数は899戸(対前年同期比▲150戸)となった。また、販売用不動産の事業見直しを含む再評価の実施、貸し倒れに備えた引当金の積み増しのほか、株価下落の影響や資産処分により、特別損失825億3,200万円を計上することとなった。
 なお、通期については、同社独自のプロジェクト審査システム、工程管理等を堅持することで、少ない完成在庫と高利益率を維持、高収益体質の定着をめざすとしており、売上高1,980億円、経常利益120億円、当期純利益▲338億円を見込むとしている。


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