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ミサワホーム、「2003年3月期中間決算」発表

 ミサワホーム(株)は22日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は922億2,000万円(前年同期比▲7.0%)、営業利益は126億2,900万円(同61.3%増)、経常利益は102億2,800万円(同52.8%増)、当期純利益は12億7,500万円(同79.0%増)となった。
 当期連結業績(対象69社)の売上高は2,124億6,300万円(前年同期比▲13.4%)、営業利益は154億6,300万円(同26.0%増)、経常利益は111億3,900万円(同37.5%増)、当期純利益は16億1,700万円となった。
 当期業績について同社では、売上の減少は、住宅着工戸数の減少に伴い、住宅関連事業の売上が減少したことによるものと見ている。一方、利益面は、工場の統廃合・資材仕入れの集中などにより、直接原価低減施策が計画通りの成果をあげ、かつ業務の効率向上・不採算展示場からの撤退など、販管費支出についての間接原価低減施策が計画を上回る成果をあげたことにより、増益となっている。また、中間純利益は、構造改善用および固定資産処分等の特別損失を計上したものの、対前年同期比では33億8,500万円の増加となった。
 なお、通期については、顧客ニーズに即応した住宅開発、ライフサポート事業の強化、工業化路線の徹底と品質保証体制の充実を図り、グループ全体で総原価低減を推進していくとしており、売上高4,600億円、経常利益350億円、当期純利益40億円を見込む。


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